コミュニケーションを促進する– category –
組織が成立し、存続発展していくためには、適切にコミュニケーションを図っていくことが絶対条件になります。職場におけるコミュニケーションは、さほど意識せずとも自然発生するものではありますが、それだけでは不十分です。
意識的なコミュニケーションのあり方について考えていきましょう。
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No.6-11 進捗状況と成果の度合に応じたフィードバック
前稿まで、フィードバックすべき部下の行動における10段階と、管理職からのフィードバック方法の10段階を見てきましたが、ここではそれらの組み合わせと表現の例を考えて見ましょう。それぞれ10段階になっていますが、必ずしも1対1の対応関係になるとは... -
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No.6-10 フィードバックの10段階
前稿(6-9フィードバックすべき部下の行動10段階)では、管理職として部下へフィードバックすべき10の段階について取り上げました。では、上司からのフィードバックとしてはどのような対応が考えられるでしょうか。望ましい行動や結果に対しては肯定的な... -
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No.6-9 フィードバックすべき部下の行動10段階
管理職においては、部下の職務行動や結果について何らかのフィードバックを示すことが頻繁に求められます。望ましい行動や結果に対しては肯定のシグナルを送る事によって、部下のモチベーションが向上し、その行動に対する意識がより強化されていくこと... -
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No.6-8 部下を導く深掘り質問法と展開質問法
部下の仕事が停滞しているように見えたとき、上司はどのように声をかけるべきでしょうか。管理職であれば、上司として当該業務に関して認識している問題点を指摘し、明確な方向性を示して効果的な遂行方法を改めて助言したくなるところでしょうが・・・... -
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No.6-2 音声によるコミュニケーションと文字によるコミュニケーション
IT化以前の時代は、仕事上のコミュニケーションにおいては「音声」でのやりとりが中心でした。「音声」でのやりとりというのは、直接会って話したり、電話で会話をしたりすることです。しかし、IT化の進展により「文字」によるやりとりが大幅に増えまし... -
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No.6-7 アクティブ・リスニング
文字通り積極的に聴く、つまり、傾聴と言うことですね。アクティブ・リスニングにおいて行うことは次の4つです。 1.受容的傾聴 相談してきた部下の話をうなずきながら聴いたり、相槌を打ったりすることです。話の腰を折ることなく、相手が話しやすい... -
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No.6-6 実行段階のコミュニケーション ~部下のやる気の低下に対処する
仕事をしていく上においては、時としてやる気を失うことがあり、これは多くの人が経験していることだと思います。やる気を失う原因としては、仕事の意義を感じられないとか、目標水準が自己能力のレベルを大きく超えている、裁量がほとんど与えられない... -
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No.6-5 実行段階のコミュニケーション ~自分の知らないことを教える
上司にとって既知の問題 人に何かを教える場合、通常はコミュニケーションを通して行うことが一般的です。難易度の高い仕事であれば、相手がわかりやすいように表現する必要があります。とはいえ、仕事を教えていく方法としては、常に上司から部下に対し... -
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No.6-4 割当て段階のコミュニケーション ~ノウホワイを語る
仕事を部下に割り当てる際には、当然ながらコミュニケーションによって指示することになりますが、割り当てる仕事が当人にとってわかりやすく、達成可能性を見込むことができ、さらに、個人的利害を満たすものであれば、最少のコミュニケーションでよい... -
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No.6-3 計画段階に必要なコミュニケーション
コミュニケーションの具体的な必要性を理解するために、「計画」、「割当」、「実行」、「統制」、「改善」といったマネジメント・サイクルの各段階においてどのようなコミュニケーションが必要になるのか見ていくことにしましょう。 まずは、計画段階...
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