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東京駅丸の内駅舎(千代田区) 2013/02/25

 昨年10月復元、全面開業した東京駅丸の内駅舎です。かつての東京駅は戦時中の東京大空襲により多くの部分が消失し、戦後に応急処置的な工事が施されました。国鉄は何度も建て替え構想を打ち出しましたが抜本的な工事は行われず、実に60年以上もほぼそのまま使用されたのです。
 重厚で縦長の建物は、林立する高層ビルの中にあって、ひときわ威厳と落ち着きを感じさせてくれるものです。また、行幸通りを少し皇居側に歩いてふり返ってみると、東京都心でありながら、行幸通りの道幅の広さも相まって、空間のゆとりを感じさせてくれる場所でもあります。
 南北のドーム内部には鷲と干支のレリーフも復元されました。建物目当ての観光客がたくさん訪れていて、駅舎自体が観光資源になっています。

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