横浜でハンマーヘッドと言えば、今では複合商業施設を指すことが多いと思いますが、その名称はもちろんハンマーヘッドクレーンにちなんだものです。
イギリスから輸入され、1914年に新港埠頭に設置された50t定置式電機起重機は、2001年まで88年間に渡って使用されてきました。同型機は国内では長崎と佐世保にのみ現存しており、両機とも現役として使用されていることから、間近に見ることができるのはここだけと言うことになります。
一般的にはハンマーヘッドパークから眺めることになるでしょうが、夜のシーバスやクルーズ船などからの眺望がおすすめです。