鰊漁で栄えた泊村では、最盛期には50を超える鰊番屋が立ち並んでいたそうです。明治27年に建てられた「旧川村家番屋」と大正5年に建てられた「旧武井邸客殿」は資料館として移築、復元されています。川村家番屋の建物を構成する梁はかなりの厚みです。これだけの厚みの資材は、現在では入手困難であるそうですが、その構造を眺めるだけでも迫力を感じられます。仕事の時間調整のため、事前知識なしに立ち寄りましたが、思いのほか、見応えのある資料館でした。
鰊御殿とまり(北海道泊村) 2020/09/02
2022年5月4日