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宗谷丘陵と日本最北端の地(稚内市) 2014/11/25

 再び最北端の地へやって来ました。稚内市にある宗谷丘陵は、1万年以上前の氷河期に形成されたもので、広範囲に丸みを帯びたなだらかな地形が続きます。かつては、北海道内各地にこうした地形があったのですが、開発などによりほとんどはその姿を変えてしまいました。宗谷丘陵は貴重な場所と言えます。2004年には北海道遺産に登録されています。明治期に山火事にあって以降は、気温の低さと風の強さから、ほとんど木が生えていません。目立つのは風力発電機で、時折、宗谷黒牛が見られます。天気の良い日なら、ドライブには最高の場所ですが、この日は生憎、どんよりとした曇り空。もっとも、それはそれで最北の風情を感じさせてくれるものでもあります。日本最北端の地である宗谷岬も低い雲に覆われ、観光客はほぼ皆無でした。この地は、これから厳しい冬を迎えます。
 宗谷地区でのコンサルティングの仕事が続くため、今後しばらくはこの辺りをレンタカーで走る機会がありそうです。

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