フェルメール・センター銀座では、現存する全37作品を展示する「フェルメール光の王国展」が開催されています。もっとも、さすがに本物が展示されているわけではありません。すべて、最新のデジタルマスタリング技術を用いた「リクリエイト作品」です。とはいえ、あたかも最近描かれた新品のように再現していますから、実物よりも鮮やかに感じられます。サイズは原寸大、額装についてもそれぞれの所蔵美術館の実物と同様に施されています。この3月までは、渋谷Bunkamuraでも「手紙を読む青衣の女」など実物が3点展示されて賑わっていましたが、ここフェルメール・センター銀座では37作品を堪能することができるほか、左上方から光の差し込むアトリエ(記念撮影用に再現)や、豊富な解説資料もあります。
同展覧会は7月22日までの開催です。(写真撮影は禁止されていません。)
フェルメール光の王国展(中央区) 2012/04/27
2022年5月3日