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 管理職の仕事実践術
 5.部下のやる気を引き出す(リーダーシップの発揮)

(6)リーダーシップが成立する条件B
 〜仕事の実力
(2011/09/16)

 上司が仕事の出来る人であれば、部下はそのことに一目置くことになり、リーダーシップは成立しやすくなります。では、ここで言う仕事上の実力とは何でしょう?

 職業人には3つの能力が必要だとされています。それは、テクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルです。テクニカルスキルは、実務をこなすために必要な知識や技術、技能です。ヒューマンスキルは、コミュニケーションの技術やリーダーシップ能力などをさします。また、コンセプチュアルスキルは、概念的な能力のことであり、計画を立てたり、分析をしたり、あるいは、予測立てたり、問題を解決したりする能力のことです。一般的には、組織階層の下位であるほどテクニカルスキルが多く求められ、上位に行くほどコンセプチュアルスキルの必要性が増すとされています。そして、ヒューマンスキルはどの階層においてもほぼ同程度の割合で必要です。



 組織にもよりますが、管理職というのは中間層ですから、ほどほどのテクニカルスキルが必要であることが多いと思われますが、それ以上にコンセプチュアルスキルを用いる仕事が役割の中心です。したがいまして、管理職の仕事の実力というのは、テクニカルスキルの高さだけでは評価できないと言うことになります。コンセプチュアルスキルはもちろんのこと、適切なコミュニケーション能力を持っていることも管理職の仕事の実力の内なのです。
 確かに、テクニカルスキルが関連する仕事、即ち、実務的な仕事は結果が見えやすいため、仕事上の実力を測りやすいと言えます。スリム化を志向する現代の組織においては、管理職といえども実務を担当するケースが多くなっていると思われますから、そうした仕事の割合が高い管理職の場合、ある程度は、テクニカルスキルの高さをリーダーシップの源泉とすることが出来ます。
 しかし、いずれにせよ、部下から見ればテクニカルスキルの高さだけで上司を評価することは多分ないはずです。部下は上司に対して管理職ならではの役割を求めているからです。適切な分析や予測をもとに計画を立てたり、改善策を立案したり、突発的な問題にも対処できる、そうしたコンセプチュアルスキルを高めることは、リーダーシップの大きな源泉を獲得することになります。



                           

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