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 管理職の仕事実践術
 5.部下のやる気を引き出す(リーダーシップの発揮)

(4)リーダーシップが成立する条件@
 〜衛生要因が棄損されることへの不安
(2010/07/05)
 
 「5-2衛生理論の活用」において述べたことですが、衛生要因とはそれが満たされているからといって積極的な執務態度を引き出すには至らないと考えられている要因です。しかし、反対にそれが失われた場合には意欲の減退に結びつきやすい要因でもあります。具体的な衛生要因の例としては、「組織の方針と管理」、「監督のあり方」、「監督者との関係」、「労働条件」、「給与」、「同僚との関係」といったものがありました。この項を読んでいるあなたにも上司がいると思いますが、もし、あなたが上司の指示や方針に従わない、つまり、上司のリーダーシップを認めないとすれば、これらの衛生要因に何らかの悪影響が及ぶことを予測するのではないでしょうか。

 例えば、上司に逆らえば、次のようなことが懸念されます。

 などといったことです。

 よほどのことがない限り、多くの人が上司のリーダーシップに調和的な行動をとるのは、そうした状況を避けようとすることが一因であると考えられます。ということは、リーダーシップを発揮するためには、上司のリーダーシップに調和的でない行動をとった場合のマイナスの影響を予測しやすい状況にしておけばよいということになります。例えば、上司に逆らえばどこに飛ばされるかわかったものではない、といったような恐怖心を予め部下に植え付けておくことです。
 もっとも、恐怖で支配するという、こうした上司の態度・行動は果たして優れたリーダーシップ・スタイルであると言えるでしょうか。部下は、そうした上司の下で意欲的に働けるかと言えばそうではないでしょう。リーダーシップは、部下のやる気を高めるために必要な機能なのですから、上辺だけ従っているふりをしている、部下の一見「調和的」に映る行動のみによって、リーダーシップが発揮されていると見なすことはできないのです。


                           


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