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 管理職の仕事実践術
 5.部下のやる気を引き出す(リーダーシップの発揮)

(10)「褒める」を考えるB
 〜「褒める」より「認める」(2012/2/12)

 部下を褒める必要は必ずしもありません。しかし、それは、部下を肯定する必要がないという意味ではありません。部下が高い成果を達成したならば、それはやはり肯定してあげるべきでしょう。しかし、成果そのものを褒めて終わってはいけません。人間には保有している能力があり、行動を通じて現す、つまり、能力を発揮することにより成果が生まれます。つまり、成果=能力×行動です。あなたの部下が高い成果を上げたのであれば、具体的に何の能力が高いからなのか、あるいは、どのような行動が優れていたからなのかを評価して伝えることが必要です。有能感を与えることはモチベーションの向上に有効ですし、行動を認めてあげれば、高い成果を生むための成功法則を明確化し、自己認知を高めることによって、次回の成果へと結びつけやすくなるからです。
 つまり、「褒める」よりも、「認める」ことが必要なのです。「認める」とは、部下の具体的な能力や行動の事実を捉えて、それが高いレベルにあること伝えてあげることです。こうしたやり方ならば、普段、部下を褒めたことのない人がやってみても、わざとらしさがありません。
 間違っても70点の成果に対して、あたかも100点満点であるかのような手放しの褒め方をしないほうがいいと思います。そうした過剰な肯定は、むしろ部下の成長を阻害する危険性があるからです。
 また、成果が上がっていない状況において、能力は十分であるが、その発揮の仕方(行動)に不足があるなら、能力部分については認めつつ、行動改善を促すことが必要になります。行動は十分であるが、能力が不足しているといった反対の場合もまた然りです。認めるべきは認めながら、不足点の改善を促していくことが、よく言われる「褒めて伸ばすべし」の正しい解釈だろうと捉えられます。


                           

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